学校長挨拶

校章

 Seize the wind(その風をつかめ)

~未来を思い、努力を惜しまず、時代の先駆者(パイオニア)となれ~

                                     校長 山本 美加

 本校ホームページにアクセスいただきありがとうございます。

 令和6年4月1日付けで第44代福岡講倫館高等学校長として着任しました。どうぞよろしくお願いします。

 本校は大正14年4月1日に福岡県早良高等女学校として設立され、その後、昭和13年9月1日に福岡県西福岡高等女学校と改称されました。さらに、昭和23年4月1日には、学制改革により福岡県立西福岡高等学校と改称し、昭和42年度には一学年の生徒定員が1,500名であったことからも、地域の期待が大きかったことが分かります。

 そして、平成17年4月1日には、時代のニーズに合った教育を提供するため、幅広い選択科目の中から生徒が自分で科目を選択して学ぶことができ、生徒の個性を生かした主体的な学習活動を展開することができる「総合学科」が設置され、福岡県立福岡講倫館高等学校として新たなスタートを切りました。

 校名の改称や学科の改編を繰り返しながら、本校の伝統は2万7千人を超える同窓生に連綿と引き継がれ、卒業生は全国各地で活躍しています。

 さて近年は、情報化・グローバル化の急速な進展やAIの飛躍的な発達により、社会は大きく、そして劇的に変化しています。本校は、このような時代の変化に対応する力を育成するため、生徒一人一人の興味・関心等に基づく主体的な学習を促し、それぞれの個性を最大限に伸長させ、生涯にわたって継続的に学習する意欲や態度を育成することを目指しています。

 そのために、きめ細かなキャリア教育を実現し、「自分だけの時間割」により、豊富な選択科目から進路希望に応じた学習活動を行うことができます。特に、「産業社会と人間」、「総合的な探究の時間」や様々な学校行事を通して、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を育成し、自己の将来の進路に積極的に活かすことのできる資質・能力を育成しています。

 しっかりと自分の未来が描けている人はもちろんのこと、自分の能力や適性がはっきりと把握できていない人も、自己の個性を伸ばしたり、将来の生き方や進路を様々なことにチャレンジしながら再発見したりすることができます。

 中学生のみなさん、「総合学科」でしかできないこと、「総合学科」だからできることに魅力を感じながら、一生忘れることのできない思い出と絆を作りませんか。

 在校生と共に、本校で青春を謳歌しましょう。皆さんとお会いできることを楽しみにしています。