被服製作技術検定とは、正式名称を全国高等学校家庭科食物調理技術検定といい、被服製作に関する基礎知識と技術の定着を目的としています。筆記試験と実技試験があります。
4級・3級は日常生活の自立に対応した内容、2級・1級は社会に対応できる職業人、スペシャリストを目指した内容となっています。
昭和35年に、高校生の技術力の低下を憂えて全国の家庭科教育の先駆者が集まり、技術の定着 ・評価を考えた結果、創設されたものです。昭和38年2月から「文部省後援」、平成7年度から「文部省認定」 として実施してきました。平成14年度閣議決定による認定試験廃止により、平成18年度から「文部科学省後援」 として実施しています。
4級より順に受験することが定められており、飛び級受験はできません。本校では、下記の検定に関して指導しています。
被服製作技術検定2級
洋服 日常着の製作
筆記試験あり
被服製作技術検定3級
簡単な衣服の製作
筆記試験あり
被服製作技術検定4級
基礎縫い
筆記試験なし